★ 車道を走るにあたって ★ |
道路交通法では、自転車は基本的に車道を走る物、とされている。 例外として、「自転車通行可」の標識のある歩道は走ってもよい。 その為、基本的に自動車と併走して車道を走る事になるが、やはり自動車よりは 交通弱者である自転車は、注意しながら走行しないと危険にさらされる場合がある。 安全に車道を走るにあたって、筆者が気づいた注意すべき項目を挙げてみる。 ・車道の一番左を走る 当たり前だが、自動車よりスピードの遅い自転車が左車線以外を走るのは 危険であるし、他の自動車にも迷惑である。 ・前方3台+側方のウインカーは常に気を配る ウインカーは自動車の動きを予測するのに非常に有用である。 特に左ウインカーを出したは、自分に接近してくる→衝突の危険がある、ので特に注意する。 また、側方の車の視界に入っていない場合、ドライバーが気づかず左折してきたりするので、 隣の車にも十分注意を払う必要がある。 特に前方・側方がタクシー・バス・トラックの場合は、ウインカーを出してから行動を起こすまでの 時間が短い場合が多い。 ハザードを出して即停車する場合もあるので、追突の危険がある。 なるべくならトラック・バス・タクシーには接近しない方が賢明である。 ・当然ながら、信号は守った方がよい(笑) ぶっちゃけた話、あまり大きな交差点でなければある程度信号無視は可能である。 しかしもちろん法律違反であるし、危険も大きいのでしない方がよい。 勧めはしないが、もし信号無視をする場合、 「この信号でなら、車が通るルートはどこか/どの車に注意すれば良いか/どこは安全か」 を常に頭に描いて置くことが重要である。 例えば、T字路を信号無視で直進する場合は、右側の青信号に従って交差点に進入してくる 自動車は右折か左折しかしないので、一番左端は安全地帯な訳である。 また、右折信号を無視して直進する場合は、対抗右折車のみに注意すればいい訳である。 ・路上駐車の車に注意する 一番左車線を走っていても、路上駐車などの障害物によって、一時的に右側の車線に 車線変更せざるを得ない場合もある。 その場合は、右後方の状況をよく確認した上で、なるべくなら手信号で車線変更する旨を 後方の車に伝えてから、車線変更する。 その際、後方の車が減速するなどして自分を前に入れてくれない場合、無理に前に入ろうと すると大変危険なので、その場合は自分が減速してその車の後方に入るようにする ・渋滞の中を進む時は、原付・バイクに注意 信号で止まっている車の列の間を通過する場合などは、自動車の隙間から突然原付などが でてくる可能性があるので、自分の近くにいる原付・バイクの動きに注意する。 また、逆に自分が車の隙間から車線変更する場合は、原付が直進してこないかを 十分に確かめてから車線変更する。 |