★ 馬鹿は損をする自動車用品 ★

雑誌の後半に載っているうさんくさい広告の類ってありますよね?
ダイエット用品・除毛薬・記憶術・英語上達術・浄水器・マイナスイオン用品・身につけるだけでモテモテのアクセサリーetc...
列挙したらキリがないですが、非常にうさんくさい商品が公然と売られています。
しかし、自動車用品の世界でも同様のうさんくさい商品が出回っています。 普通に商品説明を信じて買うと、すごい損をする場合があると思います。

まず第一に、アーシング。
アーシングする、GND電位が安定する、電源ノイズが減る、ここまでは納得のいく説明です。 なので、オーディオの音質アップというのは効果としてあってもおかしくないと思います。
しかし!燃費向上?エンジン出力アップ?そんなものがGND電位の安定から得られるハズがありません。 テキトーな事言わないでほしいですね。

次にいわゆるホット稲妻。バッテリーの両端子間に比較的静電容量の大きなコンデンサを挟むやつです。 前述のアーシングと同様、バッテリーの出力電圧のリプルを減らして平滑化するだけです。 やっぱり燃費向上とか出力アップとか望めるハズがありません。
さらに!たかが数千μFの電解コンデンサ(アルミ電解ですよ!そんなものをエンジンルームにいれるな!爆発する) しか入っていない箱が、は?3000円?5000円?意味わかんねーっすよ。 秋葉原に行けばそんなものどんなに高くても1000円で買えるでしょう。 ぼったくりもいいところです。 当然、バッテリに直結するタイプではなく、「シガーソケットに刺すだけ!」と謳っている同様の商品もしかりです。

さらに、コストについて言わせてもらえば種種のLED関連商品。(これは自転車用ライトにも言えますが)
普通、高輝度白色LEDでも一粒100円しませんよ。大量購入すれば30円切ります。 それが5〜6個で何千円も取ろうというのだから信じられません。LuxeonなどのパワーLEDならいざしれず、5mm砲弾型LEDですよ。 半減角を絞って、「超高輝度」とかいったところで所詮3V-15mAくらいなもんですよ。原価2〜300円て所でしょう。

まだまだあります、うさんくさい商品。
燃料ホースに磁石を巻いて燃費向上?は?ありえねぇ。ガソリンは磁性体ではありません。
エンジンルームにアルミ板でエアクリ遮熱板?そういうのは熱伝導性の低いものでやってください。アルミは銀・銅に続く高熱伝導素材です。
後付タコメータが20000円?単にマイコン1個とステッピングモーターで?原価1500円。
ターボタイマーが20000円?単に遅延回路で?原価500円
キーレスアンサーバック回路が10000円?マイコン1個、リレー1個、はい500円。
カーナビが20万円?まぁ、それなりに高価な部品つかってるけど、せいぜい6〜8万円でしょう。

どうしてこうも自動車関連用品はどれをとってもぼったくりなんですかねぇ?
私は自分で作れるものは極力買いません。 オイルとかブレーキパッドとかは専門外なのでどれほどぼったくりなのか知りませんけど、きっとどこも一緒なんじゃないですかね?







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