自転車で都内を走っていると、自動車のウインカーのありがたみが判ります。
自動車が、次にどういう行動を起こそうとしているのかが事前に判るという事は、
事故防止の観点から、非常に大切だと思います。 自分が自動車を運転している場合、前に自転車が走っていたら、次にどういう行動に出るか判らない為、 不安になることが多いです。 本来は自転車は手信号で意思表示をするべきですが、現状ではあまり行われておりません。 そこで、普通の車相当の電装を自転車に取り付けてみました。 主な機能は以下の通り。 ●右折/左折時に黄色LEDを点滅させ、dotmatrixLEDに「右折します」「左折します」を表示 ●左右ウインカースイッチが両方ONの時は、ハザード ●制動時に赤色LEDにて後続車に通知。ハイマウントストップランプも装備。 ●夜間は、常時dotmatrixLEDを表示させ、自転車の存在をアピール。 ●同じく夜間は、赤色LEDをやや暗めに点灯させる。(テールランプ) ●同じく夜間は、地面に向かって桃色LEDをPWM制御にてゆっくり点滅(アンダーイルミ) dotmatrixLEDは、秋月の旧ドットマトリクスLEDモジュール。新型でも制御方法は全く同じなので、流用できると思います。 ウインカーには鈴商で売っていたチップ黄色LED(HSMA-T425)を左右それぞれ28個ずつ使用しています。テール/ストップランプには 同じくチップ赤橙色LEDを12個ずつ使っています。 メインのCPUにはおなじみPIC16F628で、スイッチの状態を監視し、対応する制御をリレーとdotmatrixLEDを制御します。 リレーなので、ウインカー動作中は「カチッカチッ」と音がして、まさにウインカー感があります。 テール/ストップランプの制御はスイッチとダイオードだけで制御しています。 また、サブCPUとしてPIC12F683がCCP機能を使ってアンダーイルミのLEDをPWM制御します。 |
回路図 | ||
写真コーナー | ||
基板外観(表) | 基板外観(裏) | ブレーキ検出部 |
ウインカースイッチ | ウインカーLEDモジュール | 実装状態 |
表示状態(テール) | 表示状態(左ウインカー) | 実装状態 |
関連ファイル | ||
・基板パターン ・PIC16F628ソース ・PIC12F683ソース ・アンダーイルミ動作の動画(380KB) |