私はMT車の運転方法の大部分を研究室のK先輩にアメリカで教えて頂きました。
そこで実感したのが、MT車の運転には車速だけでなく、エンジン回転数を意識する事がとても重要、ということ。
しかし、当時はK先輩の車の助手席からタコメータをのぞき込むしか回転数を知る方法がありませんでした。
そこで、帰国後自分の車には「助手席にもインパネを付けよう」と決心したのです。
表向きはこれから免許を取る弟の理解を助ける為。半分は助手席の女の子に「運転うまーい」と思わせる為w

回路自体は単純にECUからSPD/REVパルスを拾ってきて、周期をカウントするだけ。
なんのことはない回路ですが、自動車の振幅12V信号とPICとのインターフェイス部分や、BATT/ACC/IGN/ILM等の多系統の電源にちょっと苦労しました。
車速と距離が簡単に計れるので、ついでに遊び心として0-400モードを付けました。
これは静止状態から400m走るのにかかる時間、静止状態から40kph,60kph,100kphに達するまでの時間などを計測するモードです。
まぁ、本気の加速なんて高速道路の加速車線くらいでしかできませんけどね。

【注意】ECUからの出力信号の形式は、車種・メーカ・電装品によって異なる可能性があります。 今回の基板は、5V以上の振幅の方形波、またはオープンコレクタ出力には対応できるように作ってありますが、 信号の仕様により分圧抵抗をを変えたり、ジャンパのつなぎ方を変える必要があります。
ので、自分の車に組み込みたい人は電子回路の知識が必要です。 適当に作ると、ECUからみた出力インピーダンスが変化しますので最悪の場合運転席のメータ類が動作しない事になるかもしれません。
(当然、当方では責任はとれません。やる人は自己責任でお願いします。)


回路図
写真コーナー
本体基板
ゼロヨンモード デジタル表示モード
棒グラフモード 数値モード
関連ファイル
基板パターン(本体基板)
実装図(本体基板)
基板パターン(電圧変換基板)
実装図(電圧変換基板)
・PIC18F452ソフトウェア(ソース,ヘッダ


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