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8月15日の不思議

今日は8月15日。
世に言う「終戦記念日」です。
さて、この日にいつも思う不思議があります。

毎年この日になると、「首相の靖国参拝 賛成/反対」という議論が起こります。
問題の靖国神社ではA級戦犯が合祀されています。これは事実です。
そしてA級戦犯が先の戦争を指導していたのも事実です。
そうでない一般の人たちも沢山奉られています。
しかし、なぜだか知りませんが、
「靖国神社に総理大臣が参拝する」
       と、
「総理大臣が戦争を肯定している」
に事になってしまうのが不思議なのです。

A級戦犯を崇拝しに行く人も中にはいるでしょう。
そうでなく、自分の死んだ身内の為に参拝する人もいるでしょう。
または、なんとなくノリで行く人も、総理を見物に行く人も、取材で行く人も…
参拝する目的は人それぞれあると思うのです。

なのに、なぜ「靖国参拝=戦争肯定」なのでしょうか。

例えば、自分の身内の墓があるお寺と同じお寺に実は殺人犯のお墓があるとします。
このお寺の本堂で拝むことは殺人肯定ですか?

きっと「首相の参拝賛成~」と言っている人も、「首相が私の祖父の為に祈ってくれてる」とか勘違いしてるんでしょう。
きっと「首相の参拝反対~」と言っている人も、「首相がA級戦犯の為に祈ってる」とか勘違いしてるんでしょう。
靖国神社さん、記帳するときに「私は、誰を弔いに来ました」と書く欄をつけたらいかがでしょうか?

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