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地球温暖化

今年は暖冬です。
寒がりの私でさえ大丈夫なくらい、とっても暖かい冬です。
この暖冬のせいで、マスコミでは地球温暖化の話題が大きくとりあげられています。

地球温暖化の原因は一般的には温室効果ガスであると言われています。
(絶対それだけだとは判ってないみたいなので、他にも要因はあるかも)

その温室効果ガスですが、一昔前までは冷蔵庫や冷房に使われていた「フロンガス」でした。
しかし近年、フロンガスを使わない冷媒が実用化され(いわゆる代替フロン)、温室効果ガスの代名詞は二酸化炭素になりました。

二酸化炭素は、生物が呼吸するだけでも発生しますが、炭化水素が燃えると常に出るものなので、近代国家では排出量がべらぼうな量になってしまいます。

その排出元の多くを占めるのが、自動車と火力発電。
自動車は年々原動機の効率UP,電気自動車への置換の道を辿っておりますが、
それは結局より多くの電力需要へとつながり、火力発電の排出する二酸化炭素を増大させることになります。
つまり、自動車から直接出ていた二酸化炭素を代わりに発電所から出しているだけにすぎないのです。

これを抜本的に解決するには、二酸化炭素の発生しない発電方法に切り替えていくことが必要です。

二酸化炭素の発生しない発電方法:水力・風力・地熱・原子力
中でも、いままで火力発電でまかなっていた多くの電力を担えるのは原子力発電でしょう。

日本は原爆の影響で原子力にかなり誤解がありますが、
本来、温室効果ガスを発生させない非常にクリーンなエネルギー源です。
排出される放射性廃棄物だって、ガラスに封入し、地下深くに埋めることで、長期間安定に保存することができます。

なんでこう、日本人は
原子力→コワイ→使いたくない
と単純に考えるのか。

原子力が原因で死亡する事は、交通事故で死ぬよりよっぽど低い確率なのにね。